ビスマス結晶の作り方【製作編 ~準備~ 】

ビスマス結晶の作り方
ビスマス結晶を手に入れるまでの5ステップ

ビスマスビギナー
ビスマスビギナー

道具が全部そろったぞ!!

tommy
tommy

ついにビスマス結晶づくりができるね!

一緒に作り方を見ていこう

tommy
tommy

今回はStep 5「ビスマス結晶の作り方」について説明するよ

ここまで、「安全編」「保護具編」「材料編」「道具編」と記事にしてきました。ここまで読んでくれてありがとうございます。これでやっと結晶づくりができますね。

まだ読んでいない方は結晶を作る際の参考にしてみてくださいね。

さて、今回の「製作編」は4部に分けて紹介します。まずは作業を行う場所について説明していきます。

この記事を読むと

ビスマス結晶を作製するための作業環境の整え方がわかります。

こんな方に読んでほしい
  • これからビスマス結晶を作ろうとしている方。
  • 作業場所、道具の設置方法で悩んでいる方。

まずは作業環境を整えよう!

どこでつくるか?

ご家庭でビスマス結晶を作る場合、皆さん住んでいる環境が違うと思います。戸建ての方、賃貸の方、ガレージや広い庭がある方など様々ですね。

ビスマス結晶づくりをする上で必要なのが、安全性の確保です。個人的な意見になりますが、ガレージや土間など「半屋外」で換気が良くできる場所が一番ベストかなと思います。

ただ、皆さんがそのようなお家に住まれている訳ではないと思います。そういう私も賃貸暮らしです。賃貸や戸建てで「半屋外がないよ」という方は、キッチンが換気扇もありいいのではないかと考えます。

そして作業スペースですが、床に直接設けるのがベストです。なぜかというと、万が一融けたビスマスの入った容器を倒してしまっても体にかかるリスクが少ないからです。しかし、現実的には換気もできて広い床を確保するのは難しいと思います。そのため、私はリスクを承知の上で、キッチンで作業しています。皆さんキッチンや、机の上で作業する際は十分に気をつけて下さいね。

注意

キッチンや机の上で作業する際は動線に十分注意し、ビスマスを融かした容器が机の上からはみ出ないように作業しましょう。

道具のセッティング

作業する場所が決まったら道具をセッティングしましょう。「まだ道具を持ってない」という方は下記の記事を参考にしてくださいね。

作業台の保護

まずは人造・人工大理石や木材など耐熱性がない作業台で作業する際は遮熱をしましょう。作業台に耐熱性がある場合は読み飛ばしていただいて構いません。

「道具編」でも紹介しましたが、「作業台」→「バスタオル」→「鍋敷き」→「シリコンマット」→「ステンレスバット」→「ビスマス容器」の順に設置してください。

私独自の方法なので、特に決まりがあるわけではありません。皆さん工夫をしてみてください。

道具の設置

上の写真が「シリコンマット」まで設置した様子になります。この上にステンレスバット、コンロを設置していきます。

左側がステンレスバットとビスマスを融かすための容器です。右側がコンロになります。道具編でも紹介しましたが、コンロは電気コンロやキッチンのコンロなど各々用意したものを使用してください。

最後に容器にビスマスを入れ、金網を敷いたコンロの上に乗せれば準備は完了です。

練習

ビスマス結晶を作る際に、融けたビスマスの入ったカップをウォーターポンププライヤーでつかみ上げる作業があります。融けたビスマスが入っているカップを練習なしに持ち上げるのは危険ですので練習をしましょう。

カップにビスマスチップを入れる

写真の状態では量が足りません。カップのふちからはみ出るくらいこんもり盛ってしまって構いません。

用意した一番大きいプリンカップにビスマスチップを入るだけ入れてください。理由として、なるべく重たい状態のカップをつかむ練習をしてほしいためです。

カップをつかんで持ち上げる

ビスマスチップを入れ終わったら実際にカップのふちをつかんで持ち上げてみましょう。いかがでしょうか?しっかりと持ち上げられますか?今は冷えていますが、本番はビスマスが高温で融けています。少しでも持つのがつらいと思ったら本番では融かす量を減らしましょう。

まとめ

POINT
  • 作製する場所はガレージや土間などの「半屋外」がベストです。
  • 道具の設置場所は床が一番安全です。
  • 机に耐熱性がない場合はきっちりと保護しましょう。
  • ビスマスを融かす前にプリンカップをつかむ練習をしましょう。

これでビスマス結晶を作製する準備が整いました。次回からいよいよ作り方の説明に入っていきます。お楽しみに!

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