ビスマス結晶の作り方【保護具編】

ビスマス結晶の作り方
ビスマス結晶を手に入れるまでの5ステップ

ビスマス<br>ビギナー
ビスマス
ビギナー

ビスマス結晶を作りたいけど、何から始めたらいいかわからない…

tommy
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自分も最初はそうだったなぁ

作り方をまとめたので見てね

tommy
tommy

今回は、Step 2「保護具」について紹介するよ

ビスマス結晶を作製するうえで必要な道具、材料。何を買えばいいか、何のために必要なのか、そしていくらかかるのか気になりますよね。そんな道具、材料について、3回に分けて紹介します。

一番初めにそろえて欲しい自分の身を守るための道具、「保護具」についてまとめてみました。それでは詳しく見ていきましょう!

この記事を読むと

そろえるべき保護具金額が分かります

こんな方に読んでほしい

ビスマス結晶を初めて作ろうとしている方

保護具をそろえよう!

注意事項
これから紹介する保護具は必要最低限のものです。また、これらの保護具を着用していても場合によっては怪我を負う可能性があります。 私が紹介した道具・方法にて作業を行って傷害を負っても責任は負いかねますので、安全には十分注意し、最終的にはご自身の判断でビスマス結晶づくりをしてください。

そろえたらいくらになる?

結論から言いますと、保護具だけで2500円程度です。もちろん品質により価格は上下しますが、安全に作業する為にすべてそろえてくださいね。健康な体はお金では買えませんよ。

保護具リスト

必要な保護具をリストにまとめました。どれもネットショップやホームセンターで購入可能なので、すべて買いそろえましょう!

用意するものリスト
  • 保護メガネ
  • 軍手
  • 革手袋
  • 長袖、長ズボン
  • 防塵マスク
ビスマス<br>ビギナー
ビスマス
ビギナー

さっそく買い出しに行ってこよう!

tommy
tommy

他にも必要な道具があるから

まだ、買いに行かないでね

内容を詳しくみてみよう

リストに挙げた保護具の用途を詳しく説明していきます。色々な種類の物が売られていると思いますので、選ぶ際の参考にしてくださいね。

保護メガネ

融けたビスマスが飛び跳ねてしまった場合に目を保護します。個人的にどの保護具よりも重要だと考えます。あってはならないことですが、腕などに融けたビスマスが付着した場合は火傷で済みますが、目に入った場合はそうはいきません。間違いなく失明します。

保護メガネは金額的にも高いものではないので、必ず購入してください。保護メガネにはサングラスタイプとゴーグルタイプがありますが、ゴーグルタイプを購入するようにしましょう。

理由として、サングラスタイプは顔に密着せずどうしても隙間ができてしまいますが、ゴーグルタイプは完全に顔に密着させることができるので、万が一に備えてより安全性が高いものを選びましょう。

余談になりますが、学生時代、化学実験をする際にはサングラスタイプの保護メガネの使用は禁止されていました。リスクは低減しましょう。

100円ショップでも手に入りますが、ゴムが細いのであまりフィット感がよくないのとすぐにビロビロになってしまいました。

軍手

革手袋の下に着用することで、熱から手を保護するために使用します。軍手のみで作業することは避けてください。軍手は編み目の隙間があるので、融けたビスマスが軍手に付着すると、隙間に染み込む可能性があり、火傷につながります。

必ず軍手の上に革手袋をしましょう!

また、軍手の材質は綿100%の物を用意してください。パッケージに「純綿手袋」と書かれていたりします。

注意

化学繊維が混合されているものは耐熱性に劣り、融けて火傷をする恐れがありますので、避けてください。

革手袋

革手袋といってもファッション用の革手袋ではダメですよ!上の写真の右側に映っているような手袋です。ちなみに、牛床革という革の素材で、耐久性・耐熱性に優れており、溶接作業に向いているそうです。

軍手の上に重ねて着用することで、跳ねたビスマスから手を保護します。革手袋には編み目がないので、ビスマスが付着した場合でも染み込みません。

では、革手袋だけでもいいのでは?と思うかもしれませんが、熱が伝わってきて火傷をする危険があるのであまりおすすめしません。軍手と合わせて着用しましょう。

長さに関して短いものと長いものがあります。少し値段が上がりますが、できれば手首が露出しないように手首をしっかりと覆うことができる長い革手袋を用意して欲しいです。

私が使用している革手袋は約33㎝でした。前腕の半分くらいまで隠れます。個人差があるとは思いますが、ご参考までに。

注意

キャンプ用品等で耐熱性をうたっている手袋がありますが、中には軍手のように編み目があるものがあります。融けたビスマスが付着すると、染み込む恐れがあるので、革手袋を着用しましょう。(革手袋の下に着用する分には問題ありません。)

長袖、長ズボン

作業を行う際は長袖、長ズボンを着用しましょう。夏で暑くても必ずです!あまりイメージができないかもしれませんが、ちょっとした拍子に溶けたビスマスが跳ねる場合があります。肌が露出していると言うことは、それだけ火傷のリスクが上がるということです。

また、軍手と同じように化学繊維が混ざっている衣服は着用を避けましょう。綿100%の服を着てください。

綿100%の白衣を着用するのも雰囲気が出て良いと思います。

防塵マスク

これは私だけかもしれませんが、一日ビスマス結晶を作製した翌日にのどが痛くなることがあります。ビスマスを融かしていると独特の臭いもしますので、何かしらの物質が浮遊しているのではないかと思っています。いくらビスマス自体に毒性がないとはいえ、あまり体に良くないと考えました。

溶接作業では防塵マスクを着用することを知り、購入・着用したところ、のどの痛みは出なくなりました。

しかし、このご時世なので、防塵マスクはなかなか手に入らないかと思います。私と同じようにのどが痛くなるという方は、よく換気をしたり、手作りマスクを着用するなど対策をしてみてください。

まとめ

POINT
  • 安全のために保護具は必ずそろえて着用しよう!
  • そろえると大体2500円くらいかかります。
  • ネットショップ、ホームセンターで手に入ります。

最後まで読んでくれてありがとうございます。保護具についての知識を深められたでしょうか?次は「材料」のそろえ方について説明します。あわせて読んでみてくださいね。

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