- Step 1
- Step 2
- Step 3
- Step 4
- Step 5

材料ってどうすればいいの?

ネットショップで買えるよ。詳しくは下の記事を見てね。

今回はStep 3「材料」について説明するよ
ビスマス結晶を作るということは、材料となるビスマスがないと始まりませんね。でもいざ買おうと思って調べてみると「どのくらいの量買えばいいんだ?」とか「形状がいろいろあるぞ」という疑問がわいてくると思います。
私の経験をもとに、必要なビスマスの量・形状を詳しく解説していきます。
ビスマス結晶づくりに必要な材料の量・形状が分かります
- ビスマス結晶を初めて作ろうとしている方
- 買うビスマスの量や種類に悩んでいる方
材料をそろえよう!
そろえたらいくらになる?
材料は1㎏あたり3000円程度です(2020年7月現在)。ある程度楽しむには最低でも1㎏は必要になるかと思います。結晶をたくさん作りたい方や、大きな結晶づくりにトライしてみたいという方は2㎏、3㎏とビスマス代が増えていくイメージになります。
ちなみにビスマスはいつでも同じ値段で売っているわけでなく、毎月価格改定があります。金やプラチナと同じように需要と供給によって相場が変動するということですね。
「買ったら翌月値下がりした…」とか「買おうと思っていたら値上がりしてる…」ということが起こるということです。もちろん逆に「値下がりして安く買えた」ということもあります。
材料リスト
- ビスマス(純度99.99%)
これがないと始まりませんね。ビスマスです。ネットショップで購入できます。「ビスマスチップ」で検索してみてください。
ビスマスを手に入れよう
どのくらいの量が必要?
最低でも1㎏必要かなと思います。2㎏あればより楽しめると思いますので、お財布と相談してみてください。
こちらの画像はビスマス1kgを溶かした体積を表したものになります。多いと思いますか?少ないと思いますか?

私は初めて溶かしたとき「少なっ!」と思いました。それもそのはず、ビスマスの密度は水の約10倍あるのです。つまり、1㎏のビスマスを融かしても約100mlにしかなりません。
ちなみにこの密度に関しては、ビスマスを買って融かすまで気にもとめませんでした…
ただ、この事実を知っていれば、自分がどの程度ビスマスを買えばいいか、どのサイズの容器を買えばいいかがわかります。容器のサイズに関しては「道具編」で紹介します。
純度について
純度ですが、99.99%のものを私は使用しています。また、融かして固めてを何度も繰り返すうちに徐々に純度が落ちていき、結晶になりづらくなります。
とはいえ、すぐに結晶ができなくなるわけではないので安心してください。
ビスマスには小さいタイル状の「ビスマスチップ」と延べ棒になっている「インゴット」の2種類があります。それぞれの特徴を紹介していきますね。
ビスマスチップ
まずは画像をご覧ください。これがビスマスチップです。

薄くて平べったいタイル状になっています。一枚40~50g程度、1辺30㎜です。メリットとしては、融かす量を一枚ずつ調節することができて扱いやすい点です。
デメリットとしては少し単価が高いことでしょうか。
ビスマスインゴット
こちらも画像をご覧下さい。


延べ棒状に加工されたビスマスで、一本で約2.6kg長さがだいたい30㎝あります。
メリットは単価が安いことですが、はじめてビスマス結晶を作ろうとしている方にはあまりおすすめしません。
材料が大きすぎるので扱いづらく、割らないと容器に入りません。割るのにはさほど力はいりませんが、金づちが必要になります。また、割れた場合でも、さらに細かくしないと容器に入らないこともあります。
ある程度大きめの容器で結晶を作製する上級者向けの材料と言えるでしょう。
まとめ
- ビスマスはインターネットで購入できます。
- 1㎏3000円程度です。(2020年7月現在)
- 1㎏あれば作製はできますが、2㎏あればより楽しめます。
- ビスマスチップの購入をおすすめします。
用意するビスマスの量のイメージがつかめたでしょうか?ビスマスは密度が大きいので、融かすと思ったよりも量が少なくなります。また、初めからたくさんのビスマスを融かすのは危険なため、まずは1~2㎏の購入をおすすめします。
次は「道具編」となります。そろえるものが多いので、よく読んで買い忘れがないようにしましょう。
2010年代初頭はビスマス1㎏5000円程度したようなので、今はだいぶ始めやすいと思います。